チーム・ブラサカ紹介

チーム紹介

コルジャ仙台集合写真2016日本選手権

コルジャ仙台ブラインドサッカークラブは東北のブラインドサッカーチームです。

「Coruja/コルジャ」とは、ポルトガル語で「梟/フクロウ」のことで、暗闇の中でも高度な感覚を研ぎ澄ませ自由に飛び回ります。そして、森の賢者、知恵の象徴という一面ももっています。

我々も日々の練習の中で、ブラサカに必要な感覚を鍛え、知性と工夫溢れるプレーを展開したいという願いを込めてこの名前に決めました。また、幾度となく世界No1となっているブラジル代表の素晴らしい個人技、正確無比な圧倒的なレベルのプレーを目指したいという想いと、ブラジルに敬意を表しチーム名をポルトガル語表記にしました。

コルジャ仙台では、小学生から社会人まで幅広い選手が活躍しております。

ブラインドサッカーは視覚障がい者と晴眼者が、お互いに協力と工夫を重ねて一緒に行うサッカーです。我々はその特徴を活かして、『ブラインドサッカーを通じて、視覚障がい者と晴眼者があたり前に混ざり合える社会』を目指し活動しております。

理念

1、活動を通じて、障がい者と晴眼者の共存共栄を実現する。

2、活動を通じて、各人の人間的成長を促す。 

ブラサカボールの写真

ブラインドサッカー紹介

ブラインドサッカー(以下ブラサカ)についての説明です。

1、ブラサカの基本

基準:約40m×20m(フットサルコートのサイズ)、エリアは3分割され、攻撃・守備エリアのエンドラインから12m、中盤は残りの幅。

ガイドエリアはサイドから5m内で、キーパーエリアは5m×2m内のみ。ゴール幅は現状フットサルゴール(縦2m×横3m)であるが、2018年から国際試合と一部の試合でホッケーゴール(縦2.14m×横3.66m)へ変更。

※ピッチの多くはフットサルコートをそのまま使うことが多い。

ブラインドサッカーではサイドラインがない変わりにサイドフェンスがあり、100cm~120cm 角度10度以内。

ブラサカのルール画像

ボール 60cm以上62cm以下 重さ 510g以上540g以下 気圧 0.4~0.6気圧

※ブラサカボールの中には鈴が入っており、それにより選手はボールの位置を把握する。

フットサル 62cm~64以下 400g以上440以下 気圧同じのためフットサルボールより重たいです。

ブラサカボールに書いてある言葉

JBFA公認球このボールには以下のメッセージが書いてあります。

No Border But Mixture in Football

ボクらには夢がある。障がいのあるなしに関係なくサッカーでつながり、まざっていくこと。日本ではじめてつくるこの音の鳴るボールもそんな夢のための大切な一歩。ボールの音をきき、声をかけあい、仲間を信頼し立場も国境もこえていく。

ボクらはボールひとつの力を信じてる。

このボールはJBFAストアで購入可能です。

JBFAストアブラインドサッカーボールのページへ移動

ブラサカボールの中身について


旧ボールをばらしたものになります。

ブラサカボールの音がなる仕組みとして中に「鈴」が入っていると表現することがありますが、実際は左側のケースの中に鉛玉が入ってボールが動くことでなります。
そのためこのボールが壁やゴールポストなどに繰り返しぶつかることでケースがつぶれ音が聞き取りづらくなることがあるので、試合中にレフリーの方がボールを鳴らして変えることがあります。

2、競技者について

(1)  ブラサカの競技者の役割

・FP(フィールドプレイヤー)

・GK(ゴレイロ)

・ガイド(コーラー)

・監督(サイドコーラー)

FP4名、GK1名、ガイド1名、監督1名で1チームの構成。FP以外は視覚障がいの有無は関係なく多くは晴眼者が勤める。

 

(2)視覚に関しての区分

視覚障がいでB1~3、晴眼に分けられる。

B1:全盲から光覚まで

B2:弱視(矯正後の診断で、視力0.03まで、ないし、視野5度まで)

B3:弱視(矯正後の診断で、視力0.1まで、ないし、視野20度まで)

晴眼者:上記該当以外

B2~3クラスの選手は、ブラインドサッカーと同時にロービジョンフットサルをしている選手もいる。ロービジョンフットサルとは、弱視の選手が行うフットサル。

ブラサカでパラリンピックなど国際大会では、B1クラスの選手のみ参加可能。パラリンピックでの種目名は「5人制サッカー」になる。国内大会は競技普及のため晴眼者のプレーも可能で、公式戦の場合は2名以上のB1~B3の選手がピッチにいる必要があるなどルールがある。

競技の公平性のため、ピッチ内のFPはアイパッチを貼った上にアイマスクを付けてプレーする。

3、ブラサカのルール

フットサル競技規則を素に作成され、ブラサカ独自のルールがある。

一例として、

・音の出るボール。

・FPでボールを持った相手に向かうときは「ボイ」と声をだす。

・FPのアイパッチとアイマスクの着用。

・GK(ゴレイロ)のエリア制限(2m×5m)。

・GK、監督、ガイドは決められたエリア内の選手、またはボールの位置により指示に制限がある。

 などがあります。

 

上記内容は日本ブラインドサッカー協会(JBFA)のサイトより一部転載しております。

詳しくご覧になりたい方は、以下のJBFAサイトをご覧ください。

 

日本ブラインドサッカー協会公式サイト・ブラインドサッカーとはのページへ移動

全国のブラインドサッカーチーム所在地

作:松戸ウォーリアーズ 掲載許可を頂きありがとうございました!

活動紹介

練習は毎週日曜日に行っております。基本的な練習場所は幸町にある宮城県障がい者総合体育センターのグランドまたは体育館で行っております。その他、宮城県内のフットサルコートや体育館でも練習を行うこともあります。

見学や体験希望の方はお気軽にお問合せください。

現在コルジャ仙台では未就学児を含めたお子さまを対象にサテライトチームを発足し、ブラインドサッカーの普及活動を行っております。視覚障がいのあるお子さまなどブラインドサッカーをやってみたいという方・保護者の方もお気軽にお問合せください。練習日はトップチームと同一日に行い、サテライトチームは一部別メニューなどお子さまに合わせた練習を行っております。

コルジャ仙台練習風景

宮城県障がい者総合体育センター(Googleマップ)

Google マップは現在の Cookie 設定では表示されません。「コンテンツを見る」を選択し、Google マップの Cookie 設定に同意すると閲覧できます。詳細は Google マップの[プライバシーポリシー]をご確認ください。Cookie の利用は、[Cookie 設定]からいつでも変更できます。

ブラサカの普及活動・体験会

ブラサカの普及活動と体験会の様子

ブラインドサッカーの普及、視覚障がいへの理解、障がいへの理解のために体験会をはじめ講話活動なども行っています。

学校の授業の一環として、企業の研修としてなどさまざまな会場で活動をさせて頂いております。

 

詳しくは、体験会・応援スポンサーのページをご覧ください。

体験会のページへ移動